基本的な考え方
自分を振返る時間を持てるようになった今、人は親密なコミュニケーションと健康を求めて歩きだす。
散歩を楽しむ事は都市生活の大きな要素であり、魅力である。
人に優しい道づくりがなされていない今日、気分よく歩ける場(進歩空間)を持った集合住宅を提案する。
景観計画
高速道路からの景観は、帆船や巨大な貝殻のシルエットとして浮かびあがる。このシルエットは大阪湾臨海都市群の一部を構成する泉大津の海側のシンボルとなる。
旧市街地側からは、渦巻き状の形態が、繊維をイメージさせ、毛織王国泉大津の街並を視覚的に結びつける。
屋上を人と自然に開放することによって、住棟は、緑におおわれた人工の丘となる。
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